◇第34回徳之島全島一&ミニ軽量級優勝旗争奪戦天城町大会◇
日時:令和5年5月4日(木・祝)正午対戦開始
場所:徳之島なくさみ館
主催:天城町闘牛協会北部支部
【全島一防衛戦】
〇 徳之島全島一 黒龍王(こくりゅうおう、牛主:永島繁巳、面縄)
× チャレンジャー 黒天龍大鷹(こくてんりゅうひろたか、元 キングギドラ、亀津)・・・6分04秒
※角合わせ早々にチャレンジャー「黒天龍大鷹」が腹取りからの速攻を仕掛け、あわや勝負ありかと思われたが、そこは全島一王者「黒龍王」が辛くも回り込み、土俵中央へ。その後は大型牛同士らしからぬスピードでの攻防を繰り返す。
黒天龍大鷹が鋭いガン角を生かしたすくい技を見せると王者黒龍王がすくい返す、黒龍王がカケ技から腹取りに転じようとすると逆に黒天龍大鷹が回り込み・すくい技を見せる。
しばし両者の「首相撲」「攻めの姿勢の首持たせの応酬」状態となり、場内大歓声。
最後はわずかに首力で上回ったか、黒龍王の腹取りに黒天龍大鷹が戦列をはなれ、勝負あり。一瞬たりとも目のはなせない6分間でした。
【ミニ軽量級防衛戦】
〇 チャンピオン 友花形光ちゃん号(牛主:玉代勢光子、石垣島)
× チャレンジャー 哲 松(てっしょう、牛主:稲富亮太・奏斗、デビュー戦、喜念)・・・12分51秒
※大ベテランの域に達していると言っても過言ではない王者「友花形光ちゃん号」にデビュー戦で挑む「哲松」。ほぼ情報が無い挑戦者に注目が集まる中、鋭い角を利したツキ・ワリから攻勢に出る哲松。王者光ちゃん号も巧みにカケ技から反撃に出る。両者右から左から相手のスキを狙って鋭いフットワーク腹取りを仕掛けるが中々相手のふところに飛び込むまでは至らず、10分余りが経過。
両者ともに荒い呼吸の中で我慢比べの様相を呈して来たところに、光ちゃん号がじわじわとカケ技から圧力をかけ始める。哲松も最後にツキ・ワリから攻勢に出たが、これをかわされ、光ちゃん号の腹取りとほぼ同時に戦列をはなれ、勝負あり。
光ちゃん号の上手さと根性、敗れながらもデビュー戦とは思えない哲松の堂々たる闘いぶり、見事な対戦でした。
× 松山兄弟號(まつやまきょうだいごう、牛主:松山兄弟、亀津)
〇 誠信パンダ美宝(せいしんパンダびほう、牛主:大江智己、花津川(けつこう・東伊仙東にある地名))・・・0分59秒
▲ ゴールド光(牛主:ゴールドグループ、元 みんなのシーサー、1勝、沖縄)
▲ 夢風王妃龍(牛主:瑠珠聖牛舎、伊仙)・・・対戦取り消し
〇 伊鵬山(いほうざん、牛主:伊 駿弥、2連勝、亀津)
× 松輝心拓真號(しょうきしんたくしんごう、元沖縄 突撃拓真王、2連勝、大阪)・・・10分09秒
〇 一 虎(かずとら、牛主:富 一翔、元 帆船花、上面縄)
× ロッキー(牛主:さぶちゃん、亀津)・・・4分19秒
〇 武V威(ブイ、牛主:前田瑛生、1勝、浅間)
× 天心トガイ(てんしんトガイ、亀津)・・・不戦勝
【封切特別】
× 浪速一撃(なにわいちげき、牛主:平成6×7会、4連勝、大阪)
〇 闘~TOUKI~気(とうき、牛主:操 正之、3連勝、浅間)・・・0分41秒
殊勲賞:一 虎
敢闘賞:伊鵬山
技能賞:闘~TOUKI~気
※掲載協力「Print Shop TAIZO」村田佳子様
掲載者:富田圭司このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
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